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No.092 キーワードチャイナ 【中国创造】

2018-12-05 14:12:16

No.092 キーワードチャイナ 【中国创造】

 キーワード【中国创造】(zhōngguó chuàngzào)[名]クリエイテッド・イン・チャイナ.

 「中国によって研究開発された、パテントの所有者が中国のもの」を指した言葉です。今を遡ること11年前の2007年、経済協力開発機構は(OECD)、中国のR&Dへの支出が米国に次ぎ世界第2位になったと発表しました。その9年後の2016年、世界知的所有権機関(WIPO)は、中国の世界における特許や商標、そして意匠の申請量がこれまでの記録を更新したと発表しています。こうした数値からも、「中国创造」の勢いの強まりが感じられます。

 過去、中国に押し寄せた外資企業は、人件費が安く、コストパフォーマンスも高く、低コストで商品を作ることのできる場として中国を求めていました。そうした中で、中国は「世界の工場」となり、生産工程の上流から下流までを完備した国へと育ってきました。世界の様々な需要を吸収することで、結果として強大な基礎体力を蓄えたのです。

 特筆するまでもなく、世界中で知られ、用いられているアップルのスマホiPhone は中国で最終組み立てが行われています。そして、米国側が中国で製造されたiPhoneを輸入する価格は178.96ドル(ちょっと前の機種ですが)、ですが実売価格はその2倍以上になります。そのうち、フラッシュメモリー、スクリーン、積層セラミックコンデンサは日本製、インフォメーション・プロセッサーと関連部品は韓国製、ナビゲーションシステムやマクロコンピューター、カメラ、WIFI関連はドイツ製、録音、4G技術は米国製となっていまして、これらを全部合計すると、中国が組み立ての部分でもらえるのは1台あたり6.5ドル、販売価格の2%にしかなりません(ちなみに、最新のデータでは、これは中国への傾斜が進んでいて、ディスプレイに使われるOLEDは北京のメーカーが参入するのではないかとも言われています)。

 日本でよく産、学、研の連携が強調されるように、中国では前述のような現状を踏まえて、今後、「中国创造」を推進する上で、大学や研究所への投入を増やすだけではなく、創造性のある人材を育成するため、教育改革を進めていこうという動きがあります。この教育への投資は、家庭レベルから国家レベルまでが大きな流れを作り、ある意味、その大きな流れが製造大国を創造大国へとステップアップさせることに向かわせていると言うことができるのではないかと思います。

 そのためにも、企業側でも、今までのように外国企業がデザインした製品だけを作っているだけではなく、研究開発を一生懸命強化し、市場に歓迎される、クオリティーの高い、創造性のある商品をどんどん作ることで、企業のモデルチェンジとアップグレードを進めて行く必要があるでしょう。その波に乗り遅れた企業には、淘汰あるのみだからです。


 キーワード②

 【洗牌】(xǐ//pái)[動]シャッフル.  

 【换血】(huàn xiě)xuè (血液入れ替えの意.転じて)新旧交代.