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お茶あれこれ(46)--モンゴル族のミルクティー

2014-11-25 15:41:29

お茶あれこれ(46)--モンゴル族のミルクティー

 寒くなりつつあるこの時期に、体を温める紅茶の話を続けてきました。皆さん、紅茶はお好きですか。私は大好きで、ストレートで飲んだり、ミルクやレモンを入れたりして飲んでいます。こう聞くと普通の飲み方のように思われますが、違うのはミルクティーを作る時、必ず火にかけてお茶を沸かし、ミルクを入れ、最後に塩を一振りしていることです。

 どうして塩を入れるようになったのかというと、内蒙古で美味しい塩味のミルクティーをいただいたからです。それまで、モンゴル族のミルクティーは、お茶の渋みとミルクの香りが特徴だという印象があったので、初めて飲んだ時はしょっぱくて意外でしたがとても美味しかったのです。

 日本ではあまり知られていないかもしれませんが、モンゴル族の間ではミルクティーは代表的な飲み物として、日常生活と切り離せないものなのです。彼らにとっては、このミルクティーは単にのどを潤すためのものではなく、体に必要な栄養をとるためのいわば食事の一部と言っても過言ではありません。このミルクティーに、塩以外にもバターやチーズ、揚げ菓子など自分の好みのものをいれながら、食事中飲み続けるのです。
 また、お客さんが家に訪れると必ずお茶を沸かして振舞う習慣があります。モンゴル族の最高のプレゼントの1つにお茶があります。来客があるとまずミルクティーと白く長い布のハーダーを捧げるという歓迎の習慣があります。客が席に着くと、主人が立ち上がって、両手に茶碗とハーダーを持って客へ差し出します。客は座ったまま両手で茶碗を受け取り、テーブルにおきます。

お茶あれこれ(46)--モンゴル族のミルクティー

 さらに主人は、一皿のミルクを両手で持ち、差し出します。これを客は右手で受け取り、左手の薬指をミルクに浸し、天と地に2回に分けてミルクを弾き飛ばします。さらにもう一度指を浸して今度は額の前に置き、数秒祈りを捧げ、口に入れて軽く嘗めます。ここでハーダーを首にかけてもらい、茶を飲み始めるのです。完全に飲み干さずに、底に少し残しておきます。それは「お代わりをお願いします」という意味で、最後に席を立つ前だけ、お茶を飲み干すのです。

 調査によると、モンゴル人が飲むミルクティーは紅茶やコーヒーと比べると、健康によい影響を与えるミネラルが多いとされています。また、ガンを治療する物質もあるといわれています。

 では、ここでモンゴル族のミルクティーの作り方をご紹介しましょう。お茶は現地では黒茶を使いますが、ないときは代わりに紅茶を使ってもいいでしょう。

 お茶と水は1対20の割合で火にかけます。沸騰してさらに10分煮込みます。そこへお茶の1/4、または1/5の量のミルクを入れてひと煮立ちします。お好みで塩やバターなどをいれると、モンゴル風ミルクティーの出来上がりです。皆さん、ぜひ試してみてください。(文:王秀閣)